2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Greg Campの『Defektor』はSmash Mouthが心配になってしまうほどの好盤

明日11/1(土)になぜか神奈川県にある米海軍厚木基地でライブを行うSmash Mouthの来日を記念してGreg Campのソロアルバムを取り上げてみる。Smash Mouthといえば、様々なジャンルのサウンドをポップに混ぜ合わせた陽性のバンドで、数々の映画やサントラに楽…

医療もののドラマが多すぎて混乱してきたのでご報告

ドラマの話ですが、録画していた『小児救命』と『チーム・バチスタの栄光』をようやく鑑賞。それにしても最近は医療もののドラマが多い。今クールも『風のガーデン』を入れれば三本。しかも、短い間隔で同じ様な役回りで役者を使い回すから他のドラマと近似…

AC/DCの『Black Ice』が UKチャート1位をとったらしいのでお知らせ

10/27日付けのUKアルバムチャートをボーッと見てたら、何と1位はAC/DCの8年ぶりのオリジナルアルバム『Black Ice』 。素晴らしい!!いつ以来だよと気になって調べたら、1980年の『Back In Black』以来だそうで、あやかって今後もとりあえずタイトルに『Blac…

The Metrosの『More Money Less Grief』はアホの皮を被った高性能パブロックアルバム

The Metrosに対してはこいつらアホだな(褒め言葉)という感想を持っていましたが、アルバム『More Money Less Grief』を通して聞いてたら意外と音楽的素養がシッカリしていて、一発屋では終らない魅力を感じたのでご紹介。The Metrosのメンバーは十代なだけ…

Todd Rundgrenの『Arena』は本当にアリーナアルバムなのか?

Todd Rundgrenの四年ぶりの新作『Arena』は聞いて吃驚、そのタイトルに紛う事なきスケールの大きなロックアルバムだったのでご紹介。万能の人、天才、マルチプレイヤー、音の魔術師、宅録の神様・・・Todd Rundgrenに付けられる形容詞は数あれど、所謂アリー…

今クール【2008秋】のドラマ視聴のお知らせです

今クールのドラマ視聴のお知らせですが、今のところ録画したのは「ブラッディ・マンデイ」「流星の絆」「SCANDAL」「Room Of King」「風のガーデン」「セレブと貧乏太郎」「チーム・バチスタの栄光」 「イノセント・ラヴ」「小児救命」「ギラギラ」の10本。…

アンケート【あなたがTシャツのモチーフにして欲しいUKのアーティストは?】の途中経過

ちょっとたまには本体のLyme-Recordsの事を書かないと忘れられそうなので書いておきます。 現在Lyme-Recordsでは「あなたがモチーフにして欲しいUKのアーティストは?」というタイトルでアンケートを実地しておりまして、ご投票を頂いているのですが、現在の…

Ingrid Michaelsonは『Be OK』で一発屋の呪縛から逃れられるのか?

最近の女性シンガーは一曲でガーンと売れるんですが、その後はパッとせずいつの間にかに見かけなくなったり、あれっあんな顔だったっけあの人?てパターンが非常に多いと思うのですが、Ingrid Michaelsonという女性シンガーもそうなってしまうのか?というお…

The Little Onesのデビューアルバムである『Morning Tide』はイケてる一枚

当初UK盤しか発売されていなかったので、イギリスのバンドと勘違いしていたThe Little Onesはカルフォルニア出身のバンドだった。そしてその澄んだ歌声とは裏腹にすっかりイケていない彼らの写真を見て妙に親近感を持ってしまったのでご紹介。 The Little On…

PAVEMENTの「Brighten Corners」のDX盤が楽しみというお話。

http://www.matadorrecords.com/matablog/?p=2546 Brighten the Corners: Nicene Creedence Editionアーティスト: Pavement出版社/メーカー: Matador Records発売日: 2010/04/06メディア: CD購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (10件) を見る来月…

今シーズンのプロ野球が終了したのでお知らせ致します。

ちょっとレビューが続いたので野球の話でも。 自分にとってのプロ野球が本日終了致しました。CSにさほど興味の持てなかった自分でも今日の藤川球児とタイロン・ウッズの対戦は見応えがあった。そしてそれと同時に阪神タイガースファンなら誰もが思い出すシー…

TV on the Radioが『Dear Science』で見せた頭でっかちにならないポップさ

TV on the Radioといえばやたらと評論家受けが良いのですが、どこか取り付き難い印象があって、少々過大評価気味なのかなと思っていたのですが今作『Dear Science』はそのギャップを全く感じさせないほどコマーシャルな作品になっていたのでご紹介。これは多…

Travisの『Ode to J. Smith』でFrancis Healyが描いたロックバンドとしての本質を考える

先日ご紹介したLittle Man Tateとは状況がかなり違いますがTravisもメジャーレーベルを離れて一年四ヶ月という短いスパンで『Ode to J. Smith』という思い切った作品をリリースしました。世間的には先行シングル「J. Smith」の過去のTravisには無かったサウ…

Little Man Tateがセカンドアルバム『Nothing Worth Having Comes Eas』で解散しない事を願う運動

デビュー時には話題になったLittle Man Tateが例の如くレーベルをドロップアウトし、目立たないながらも活動を続けてセカンドアルバム『Nothing Worth Having Comes Eas』を発売したものの多分に洩れずセールスが振るっていない(全英チャート80位)のでご紹…

The Troubadoursの『The Troubadours』を過小評価していましたという「とくダネ」

日本で先行発売されたThe Troubadoursの『The Troubadours』ですが、シングル「Gimme Love」を聞いて「まんまやな〜」と思っていた自分を反省。John Leckieプロデュース(といっても「Gimme Love」のみのプロデュースでアルバム自体はIan Davenport)とかPau…

Noah and the Whaleの『Peaceful, the World Lays Me Down』の持つ大衆性の意義

「Sun Sun Sun」のフレーズが印象的なシングル「5 Years Time」がヒットし、アルバム『Peaceful, the World Lays Me Down』も全英チャート5位を記録するなど、セールス的にも成功を収めているNoah and the Whale。 自分はLaura Marlingがメンバーとして全面…

She & Himの『Volume One』は時代の玉手箱やぁ

Jenny Lewisの『Acid Tongue』のレビューを書いた勢いで、今更だけどShe & Himの『Volume One』についても少々。She & Himに関してはLyme-RecordsのデザイナーTSUN-CHANGも大絶賛していて、このブログでも取り上げたかったのですが、タイミングを逃してしま…

Jenny Lewisの『Acid Tongue』はElvis Costelloの参加が眩むほどの傑作

事前にmyspaceで試聴した感じではJenny Lewisが中心となっているバンドのRilo Kileyの最新作『Under The Blacklight』の系譜で、もっと洗練されたアルバムになっているのかと思ったのですが、どころがどっこいJenny Lewisの『Acid Tongue』は正しく真っ当な…

近況報告(更新が滞りました)

更新が滞ってしまいました。大詰めのプロ野球にかまけていたのが主な原因です。キングオブコントのレビューも書いたんですが、タイミングを逃した感があって今のところお蔵入り。あと音楽レビューは引き続きoasisの『Dig Out Your Soul』ばかり聴いていたの…

デザイナー買いのすすめ【〜Mike Mills編〜】

どうも。Lyme-Recordsデザイナーです。予定より大幅に遅れましたが、毎週火曜(おそらく深夜)更新していきますので、よければお付き合いください。今回は最初なので、ボクが最も影響と刺激をうけているMike Mills(マイク・ミルズ)がカバーデザインを手がけたC…

Plain White T's の 『Big Bad World』は大人が楽しめない快作なんだって

Plain White T'sの『Big Bad World』はそのタイトルと裏腹に底抜けに楽しい会心のパワーポップアルバムになっているのでご紹介。「Hey There Delilah」の世界的な大ヒットで名が知れたPlain White T's(日本ではイマイチだけど)ですが、結論から言えばアル…

Mercury Revの兎と猫。『Snowflake Midnight』と『Strange Attractor』

Mercury Revの新作『Snowflake Midnight』はキャリアの中でエレクトロに最も接近した作品になったけど、これはこれで悪くない。そしてMercury Revはこの作品と同時にオフィシャルサイトではもう一枚のアルバム『Strange Attractor』を無料でダウンロードさせ…

いつの間にかDirty Pretty ThingsとJunior Seniorが解散している件

oasisの『Dig Out Your Soul』にかまけている間に解散ニュースDirty Pretty Thingsの解散はバンド自体に期間限定の意味合いを感じていたのでそれ程驚きは無く、しかもLibertinesをやる為ではないと明言してあるのでCarl Baratの次の展開には期待が持てそう。…

一応oasisの『Dig Out Your Soul』の代表的な元ネタを掲載してみる

「Bag It Up」 The Pretty Things - Baron Saturday 「Waiting for the Rapture」 The Doors - Five to One 「(Get Off Your) High Horse Lady」 Rolling Stones - HI-HEEL SNEAKERS 原曲はTommy Tucker 「I Believe in All」 The La's- Feelin 聴き比べてみ…

oasisの『Dig Out Your Soul』は『Revolver』に成り得たのかという疑問を解決してみる

という事で、早速oasisの『Dig Out Your Soul』の感想でも。 しっかりと腰を据えてヘッドフォンで聴いた第一印象は、oasisにしてはサウンドのアレンジやプロダクションが凝っているなといった印象。なぜ彼らがKasabianにシンパシーを感じるのかが初めて良く…

oasisの『Dig Out Your Soul』の発売を記念してNMEをプレゼントという企画

先日お知らせしたoasisの『Dig Out Your Soul』のプロモーションCDがおまけで付いてくるNMEの話ですが、やはり既に手に入り難いようでYahoo!オークションなどをみると結構な高値で取引されていますね。 という事でLyme-Recordsでは、oasisの『Dig Out Your …