マキタスポーツの「浅草キッド」と歌がうまい王座決定戦 チャンピオン大会

マキタスポーツ歌がうまい王座決定戦 チャンピオン大会に出ていて録画したのを見ました。
唸らされたのはその選曲。だって「サムライソウル」→「さすらい」→「浅草キッド」だよ。自分はマキタスポーツが決勝の前に芸人の為にという前振りをしていたので「浅草キッド」くるんじゃねぇ?って一人で興奮していたのですが、あの選曲の流れは凄い。「サムライソウル」というウルフルズ屈指の名曲なのに知名度が低く耳なじみの薄い曲を一回戦に持ってきて、二回戦にはある程度一般受けもする楽曲を独自の解釈を加えて歌う。マキタスポーツの凄いのは細かいモノマネもやる人なのに、歌うまでは決してオリジナルの楽曲の歌い手には引きずられずに独自の解釈を加えるという点。この二曲を聞いて決勝にはバラードを持ってきたらいけるのでは?と思ってはいたものの、あの流れの選曲として「浅草キッド」は最強。決勝のステージに残った唯一の芸人ということでシチュエーションも最高。言わずもがなですが、彼の所属している事務所はオフィス北野で、浅草キッドとの関係性を考えれば、この選曲とマキタスポーツの歌で心が震えないわけはないはずなのですが・・・
結果はつるの剛士がぶっちぎりで優勝。まあ「M」歌われたら仕方ないというのも理解していますが、もしも審査員に芸人もしくは笑いの分かるミュージシャンが3人ほどいれば、もう少し接戦になったのではないかと思います。100点入れた泉谷しげるは偉い。逆にマキタスポーツに80点台を入れて、自分の彼氏にはさり気なく90点台(決して目立ちすぎない程度の高得点で差をつけるというのがミソ)を入れている人を発見してしまい脱力。まあ穿った見方なのでその辺はスルーで。


とまあ色々と書いていきましたが、そんな「浅草キッド」のカバーも収録されたマキタスポーツのアルバム『推定無罪』が来月発売。良い宣伝になっていると思いますよ。「ヴァージンマリー~聖母マリア~」のオリジナルフル尺ネタ「お母さん」も収録!

推定無罪

推定無罪