しのたんがrockin'on社を退社という事で「粉川しの」というキーワードでブログを見に来てくれている人が増えています

という事で恒例の今月のrockin'onページ数のご報告です。結論から言えば横ばいの191ページ。

263(2009年10月)→255(11月)→215(12月)→215(2010年1月)→207(2月)→199(3月)→191(4月)→191(5月)

すっかり薄いのが定着です。
紙面の内容としては、Liam Gallagherの独占インタビュー以外はあまり印象に残らず。ニュースもライブレポートも遥かに早く生の情報が入ってくる世の中だけに、やはり読み物としてのクオリティで勝負していかないといけないのでしょうが、雑誌自体が今は負のスパイラルの真っ只中にいる気がしますので厳しいものがあります。
気になる編集長の行方ですが、粉川しの氏の後任には山崎洋一郎氏という事。一見エース投入でのテコ入れにも見えますが、ROCKIN'ON JAPANの総編集長と兼任という強引な人事ですので、rockin'on社の深刻な人材難を浮き彫りにしている様にも感じます。個人的には過去の山崎洋一郎氏が編集長を務めていた時代のrockin'onに深い思い入れがあるかといえば、そうでもないのですが、現在のrockin'onより遥かに質は高かったはずなので、誌面は薄くなっていますが内容の充実に薄っすらと期待したいと思います。
参考エントリー
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rockin'onの薄さを嘆きつつ「00年代究極の名盤100枚」を肴にする
rockin'onのContentsとNo Future