rockin'onの部屋で間違える

それでは恒例の今月のrockin'onページ数のご報告です。今月は215ページという事で微増!パチパチ。

263(2009年10月)→255(11月)→215(12月)→215(2010年1月)→207(2月)→199(3月)→191(4月)→191(5月)→207(6月)→207(7月)→215(8月)

編集長が山崎洋一郎氏に交代してから三号目のrockin'onMuseが表紙で、当然の事ながら大きくページを割いています。前号でうっすらと感じた紙質の変化は今号ではハッキリと感じます。「フジロックサマソニの徹底ガイド」というこの時期恒例の特集ですが、アーティストをカタログ的に紹介したページには、特別目新しい印象は受けず。表紙にも「今年はこう攻めろ!」と書いてありますが、結局フェスの具体的な攻め方は分からず仕舞い。全体を通しても、前号で感じたささやかな風はあまり感じられない内容でした。
特集の内容を考えれば、ページ数は幾らでも増やせそうなものなのに、あまり増えていないところ(昨年の同時期のページ数に比べると明らかにページ減)に残念な感じもあるのですが、一番残念だったのは別の箇所。前号から始まった「Room Of The Month」(あのミュージシャンが自らのお部屋を誌上公開)という企画。前号はThurston Moore & Kim Gordon夫妻(Sonic Youth)のお部屋の紹介で中々面白いと思っていました。今号はJames MurphyLCD Soundsystem)という事でフンフンと読んでいたのですが、この記事が非常に雑。文章で書くと分かり難いですが、写真に写る部屋のモノに番号を振って、そのモノに対しての解説が掲載されているという企画で、今月号はこの写真の中の番号と解説文が明らかに合致していません。例えば部屋のターンテーブルには6番、ミキサーには10番という番号が振ってあるのですが、解説文には何故かマグカップフレンチ・ブルドッグの解説文が・・・といったお粗末な内容。テキスト、写真ともに海外のものの様なので提携先の和訳なのですが、誤植というより企画自体を覆す間違いなので、もう少しシッカリと校正していただきたいところ。
とまあ何だかんだ書きましたが、その誤植の訂正が来月号に載るかどうかを確認する為に来月も購入予定。来月号からいい加減始まるであろう山崎洋一郎氏のレビューにもほのかな期待を掛けてみます。

校正のこころ

校正のこころ

何となく毎月書いてしまっているので、ついにカテゴリーにまとめました。

rockin'onと私