200ページの安部礼司

今月のrockin'onページ数の発表。183ページ・・・。前号が223ページだったのでガッツリ減っています。先月ページ数は持ち直してきたと書いた立場が無いぜ。

263(2009年10月)→255(11月)→215(12月)→215(2010年1月)→207(2月)→199(3月)→191(4月)→191(5月)→207(6月)→207(7月)→215(8月)→183(9月)→255(10月)→223(11月))→183(12月)

『Sandinista!』から30年という事で、当然表紙にはThe ClashJoe Strummerの雄姿。内容に目を移すと「パンク・ソング、究極の10曲」という事で、昨今のrockin'onの定番となっているリスト的な特集ですが、全曲対訳付きになっていて一曲に2ページ割いているのが特徴的。他の記事で印象に残ったのは「Room Of The Month」のIggy Popの写真のバランスが変でシュールだった事と、松村雄策御大による「レコード棚いっぱいの名盤から」というコラムが始まった事でしょうか。先月がBeatlesの特集で表紙だったという事もあり、2号続けて現役感の無い表紙にはなっているのですが、山崎洋一郎編集長の編集後記によると、長いスパンで考えられた意図的なものである様で、決してrockin'onがこれからもこのような路線で行くということでは無いそうです。実は編集長は文中で「1号の200ページの中でどうバランスを取っていくか」とページ数に関しても言及しているのですが、前後の文脈から考えて180ページの号があれば220ページという号もあって、一年のアベレージで1号が200ページというボリュームの中でやっていくという事なのだと思います。逆に言えば平均200ページ以上のボリュームでrockin'onが刊行される事は今後は無いとも読み取れるので、この記述で予防線を引いているのであれば、その辺はどうなのかなとは思います。そんなこんなを考えた今月のrockin'onですが、インポートのディスクレビューでDie Antwoord『$O$』を取り上げている点だけは評価。

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