ヘビーユーザーがAmazonでCDを買わなくなるかもしれない幾つかの理由

2010年を迎えまして、めっきりAmazonを利用しなくなりました。というより単純にAmazonでのCDの購入枚数が減ったという事で、音源の購買意欲を無くしたという訳ではありません。Amazonの利用頻度が下がった理由には大きな理由が二つあります。
第一の理由はニュ−リリースの項目が輸入盤のトップページから無くなった事。これはどういう事かというと、以前は輸入盤のトップページには日付ごとのニューリリース項目があった訳です。比較的幅広く音源を購入する自分は、ランキングやアーティスト検索や関連付けによる表示からの購入はほとんど無くて、単純に発売日毎から数百枚に目を通して購入するCDをピックアップしてたのですが、それが出来なくなりました。Amazonの特性として、発売日前より発売日後の方が価格が上がる傾向とマイナーな音源であればあっという間に在庫切れになってしまうという二点がある為、出来るだけ発売日前に注文するのが定石だった訳ですが、それが出来なくなりました。実はニューリリース・予約のタブから輸入盤のCDを絞り込む事も出来るのですが、この絞込みの精度が恐ろしいほど低い為(発売日毎の絞込みや並び替えが正しく動作していない)、全く使い物になりません。
ニューリリースは毎週火曜日に発売日が設定されている場合が多いので、土日の間にニューリリースからウォッチリストに入れて検討し、購入するというリズムでここ数年来は輸入盤を購入し続けてきたので、急に梯子を外された気分です。一応Amazonに問い合わせも出したのですが、項目が無くなったとの回答だったので、ミュージック全体のニューリリースに統合という形だと思います。
また、最近Amazonでは洋楽のアーティストの表記がカタカナ表記と英語表記で混在しており、明らかに商品が捜し難くなりました。今までは海外のアーティストの輸入盤は英語表記で、国内盤がカタカナ表記で統一されていたのに、今は混在している為、カタカナで検索すると引っ掛かるものが英語では引っ掛からなかったりと、不便な面が出てきていました。そんな中、今回の改悪が加わり一気に使い難いサイトになった感があります。
思えばHMV通販とAmazonで価格比較して購入していた時代から、HMVのポイント制度の改悪に伴い、輸入盤に関してはほとんどがAmazonでの購入に切り替わったのですが、またここで切り替わるのかもしれません。HMVの通販も昔は良く利用したのですが、最近はHPアクセスする事自体も減りました。HMVに関しては、使いにくかったHMV DIGITALが2/21をもって案の定終了との事で、その行く末も心配されますが、大手の販売店も非常に難しい舵取りを迫られていると思います。
Amazonの今回の改訂は自分の様な少数ユーザーにしか影響は無いと思うのですが、物が動く時って小さな歪からだと思いますし、絶好調に見えるAmazonにも死角はある訳で、今回の件でその死角を垣間見た気がします。
二番目の理由は明日に続く。

【Amazon.co.jp限定】Amazonオリジナルマグカップ黒

【Amazon.co.jp限定】Amazonオリジナルマグカップ黒