Amazon Fire TV Stickに関しての感想と独り言

衝動的に購入していたAmazon Fire TV Stickさんが先日到着したので使ってみました。Amazonが戦略的に商品の囲い込みを行うためのフロント商品としても非常に良い仕上がりだと思いますし、コストパフォーマンスを考えると文句をつけるところはほとんどありません。自分はAmazonのプライム会員なのでAmazon Fire TV Stickが1,980円で購入出来ましたが、Amazonのプライム会員であれば、定価の4,980円だとしても購入しておいて損はないでしょう。メインコンテンツのプライムビデオも金額の割(年会費3,900円)には充実しているといえますし、個人的に使用頻度の高いドラマに関しては、流石にワンクール前のテレ東系のドラマやひと昔前の民放ドラマが中心ですが、それでも録画したまま未聴でHDを圧迫していたドラマを削除できるのでメリットはありました。時間がある人なら懐かしいコンテンツを存分に楽しむことが出来ますし、想像以上に新しめの映画や海外ドラマも揃っていますので、多くの人にニーズはあるかと思います。
面白いのはAmazon Fire TV Stickの取り扱いが始まると同時にGoogleのChromecastがAmazonから抹消されたことで、先日のAmazonのprime day(プライムデー)での安売りはこの伏線だったというわけです。この辺の徹底も素晴らしいですよね。大企業同士のガチでの殴り合いを目の当たりに出来るのも、ネット社会の功罪なのかと思うと心が震えます。
この勢いでドラマ等の配信が進めば、HDDの容量ガーとか撮り溜めして見る時間ガーなどという悩みから少しは解放されるのかもしれませんね。それぐらい月額定額制のコンテンツ産業は一気に普及してくると思います。Apple TVやChromecastが耕してきた畑で一気にAmazonが収穫をはじめてしまった感もありますが、AmazonのFire TV Stickはそれぐらいの破壊力はある商品だと思います。
それにしてもCDを買うことを辞めるより先に映像配信が身近にやってくるとは予想できませんでした。最近はCDコンポの調子が悪いという実にアナログな悩みがあるわけですが、中古で同じコンポを買い直すなどという考えがよぎっている時点で、音楽という分野に関しては自分が恐ろしいほどに化石化しているという事実から目を背けているようで、若干の居心地の悪さがあります。来年こそはこの辺の大本営に手を入れていきたいと改めて考えさせられました。
以上、Amazon Fire TV Stickから話が逸れたところで終了です。

Fire TV Stick(2015年発売モデル)

Fire TV Stick(2015年発売モデル)