Fran Birkbyの先物買いをしてみる

今回は趣向を変えてあまり知られていないミュージシャンのご紹介。ご紹介するのはFran Birkbyという女性でプロフィールを見る限り15歳だと思われます。まだデビューしているわけでもないし、YouTubeに動画が上がっているだけで、今のところは歌の上手いただの女の子。でも、カバーセンスに光るものがあって聴き応えもあり、そのうちメディアで見るようになると思うのでご紹介します。
Fran Birkbyを知ったキッカケはWheatus「Teenage Dirtbag」のカバーを聞いたことだけど、他にも様々なロック系の楽曲のカバーをやっていて興味深い。名前を挙げるとFoster the PeopleThe VaccinesThe Kooksなどの比較的新しいバンドから、The Smithsなどのクラシカルな楽曲まで、結構な数の楽曲をカバーしています。


新しい解釈の「Call me maybe」も印象深い。

聞いてもらえれば分かるのですが、スタイルとボーカルの質は分かりやすくFiona AppleRegina Spektorの系譜にあたり、実際にRegina Spektor「Us」のカバーも披露しています(眉毛を含めた顔の系譜も同じ)。部屋にはRihannaのポスターが貼ってあったりと、入り口は別のところにあるのかもしれませんが(入り口の中に「(500)日のサマー」とかもありそうだし)、間口を広く持ってポップミュージックの全てを飲み込むようなその雑食性にボーカリストとしての魅力が加われば多くの人に受け入れられる可能性は高いと思います。

シンプルなオリジナル曲からもアーティストしての将来性を感じますので、興味のある方はこちらからどうぞ