2011年度年間ベストアルバム【41〜52位の発表】

2011年度のLyme-Records年間ベストアルバムはカウントダウン方式で発表することにしました。理由としてはブログで取り上げられなかった作品が多数あるので、作品ごとにコメントを残したかったのと、単にカウントダウン方式の方が盛り上がりを演出出来るのではという安易な発想からです。2011年度は川崎宗則と期待の若手捕手原口文仁にちなんで52位までにしています。
という事で、今回は41位から52位の発表。


41位 The Decemberists 『The King Is Dead』

The King Is Dead

The King Is Dead

かなり海外では評価が高いバンドだと思うのですが、日本ではまだまだ。凄く安定して密度が高いフォークアルバムだと思います。早くも次のEP『Long Live the King』(タイトル的には真逆)が発売されていてこちらも良作でした。


42位 Elbow 『Build a Rocket Boys!』

BUILD A ROCKET BOYS

BUILD A ROCKET BOYS

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43位 Sophie Ellis-Bextor 『Make a Scene』

Make a Scene

Make a Scene

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44位 Emmy the Great 『Virtue』

Virtue

Virtue

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45位 Kitty Daisy & Lewis 『Smoking In Heaven』

Smoking in Heaven

Smoking in Heaven

40〜50年代のルーツミュージックをそのまま現代に蘇らせている3兄弟ですが、ヴィンテージ一辺倒の懐古主義から今作はやや脱却しています。ハワイアンやスカの要素が上手く機能する事で、サウンドに軽みを持たせる事に成功しており好感を持てました。


46位 The Strokes 『Angles』

Angles

Angles

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47位 Miles Kane 『Colour of the Trap』

COLOUR OF THE TRAP

COLOUR OF THE TRAP

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48位 Puffy 『Thank You!』

Thank You(初回生産限定盤)(DVD付)

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49位 Art Brut 『Brilliant! Tragic!』

Brilliant! Tragic!

Brilliant! Tragic!

前作に引き続きFrank Blackがプロデュースで、相変わらずの性急で扇動的なロックサウンドを聞かせてくれています。Jamie McKelvieのジャケットも非常に良い感じですし、なんといっても「Axl Rose」という曲がいかにもArt Brutらしい。


50位 The Raveonettes 『Raven in the Grave』

Raven in the Grave

Raven in the Grave

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51位 The Wombats 『This Modern Glitch』

This Modern Glitch

This Modern Glitch

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52位 All Time Low 『Dirty Work』

Dirty Work

Dirty Work

Rivers Cuomoとの共作「I Feel Like Dancin'」も印象的ですが、全体的にビルドアップされたアルバムは全体を通して好印象でした。あとは緩急というかアルバムとしての聞かせ方に余裕が出来てくれば、もう一段階段を登れそうです。ビルボード6位は見事。