12/50の憂鬱

忘れた頃にrockin'on誌9月号の感想を。表紙はLed Zeppelinで、回顧的な特集かと思いきや、これは映画『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』の公開に伴うものでした。公開に伴い渋松対談も華麗に復帰。他の目玉企画は「2011年上半期ベスト・アルバム50」という事でそのタイトル通りの企画。試しに自分が購入したものと照らし合わせてみると50枚中12枚でした。もっと重なっているか、逆に全然重なっていないのかのどちらかと思っていたのですが微妙な結果です。アレが入って無いじゃーんとか盛り上がりたかったのですが、まあそんなもんだろうだなという印象で無難なチョイスだったと思います。確かにメジャーなアーティストの新作が数多く発売されている2011年ですからrockin'on的に外せない作品が多く、年末の年間ベストの選考も難しそうです。
他には「ジョン・ライドン先生のすべらない話」もあったのですが、個人的には「アラン・マッギーが語るクリエイションの真実」が面白かったです。アーティストのインタビューよりよっぽど面白い。クリエイション全盛期を良い時代だったねーと振り返るのは簡単ですが、何よりも仕掛ける側がとにかく面白い事を徹底的にやっていたというのが素晴らしいのだと思います。以上、取り立てて書く事が少ない感じですが、それはそれで安定感が出てきたという事で。