CLUB ZOOMの閉店に関しての追記

「CLUB ZOOM 閉店」で検索すると当ブログがトップに出てくる以上、少し追記しておきます。前回エントリーでお知らせした通り、CLUB ZOOMは急遽閉店した訳ですが、先日店長であるスタンリーさんとジックリお話出来ました。閉店の経緯と理由を聞いてきましたが、急遽決った事とはいえ、時系列で考えると非常に納得がいく理由で、リスクを回避するという意味では最適の手段だった様に感じました。当事者ではないので細かい話を書く事はしませんが、クラブが法的にはグレーな状態で営業せざるを得ない、日本の法律にも問題がある事は明らかで、古くなったザル法は改正されるべきだと痛感。
クラブと風営法の問題点に関してはこちらのエントリーが実にわかりやすいと思うのでご参照を↓
クラブの営業と風営法の現状 - SkinTight
真面目に運営を続けたいクラブは福岡にも沢山あるわけで、そのクラブが本意ではない閉店を選択しないといけないという現状は、クラブ文化を更に閉塞的なものにしてしまうのではないかと思います。当然、経営者にしてもオーガナイザーにしても改善する点は沢山あると思うのですが、法律という根っこになる部分がグレーなままで、場当たり的な対応ばかりが増えるのは問題だと思うし、風営法をはじめクラブ運営に関わる法律が、より現実的なものに改定される事を願います。
CLUB ZOOMの閉店は返す返す残念でしかたないのですが、話を伺う限りでは非常に前向きな閉店だと感じましたし、またいつかどこかでお会い出来るのではないかと思っています。という事でオーナーの松浦さん、撤収作業で忙しい中、話を聞いてくれたスタンリーさん、そしてスタッフの皆様。本当にお疲れ様でした。