WILLCOM「だれとでも定額」の意義と自身のキャリアを振り返る

物凄く地味に発表されましたが会社更生計画の認可も経たWILLCOMから、起死回生になるかもしれないプランが発表されているのでユーザーとしてご紹介したいと思います。
自分にとっての携帯のキャリアの歴史は苦難続きで、セルラーから始まり、あまりのカスタマーサービスの悪さからJ-PHONEに華麗に移籍し、最初のキャリア消滅の危機を回避したのもつかの間、あっさりVodafoneが買収。物持ちの良い自分は携帯の本体自体は結局J-PHONEを継続使用。最終的にSoftBankに移行し3Gが停波するまでの7年間ほどJ-PHONEブランドの本体を使用。まだまだ使えた綺麗な本体でしたが泣く泣く機種変更を行いました。
そんな流れの中、現在ではSoftBankはサブ機となり、2007年からは知り合いからの紹介もあってメイン機としてはWILLCOMを使用しております。という事で、使用しているキャリアが次々と消滅していっている印象の自分の携帯キャリアなのですが、その辺はもう慣れっ子で、例のWILLCOMの件にも動じる事無く受け入れることが出来ました。そんな風前の灯の状態になっていたWILLCOMなのですが、12/3よりオプションとしてだれとでも定額というサービスが始まりました。このサービスは980円の月額料金で10分以内の他社への通話を500回/月まで無料とするオプションサービスで、1通話につき10分という制限があるものの、固定電話を含む他の携帯キャリアへのかけ放題のサービスとなり、今までに無い画期的なサービスになると思います。月額1,450円の新ウィルコム定額プランSだれとでも定額との組み合わせだと、月々のコストが2,430円〜でWILLCOM同士の通話が24時間無料に加えて、他のキャリアとも10分以内なら無料になる訳ですから、用途は限られたとしても相当格安なプランだといえると思います。
ただし、月額料金が安い新ウィルコム定額プランSの通話料金は30秒で21円と他の契約プランよりも高いですし、決められた枠以外での使用が増えるなら、割高になってしまう可能性も高く、正直、他キャリアとの通話が10分以内で収まる回数が低そうな自分にとっては、使用するメリットの無いプランかも知れません。それでも、契約数の減少に歯止めが掛からなかったWILLCOMにしてみれば、その状態から脱却出来る最終手段の様に思いますし、少なくとも佐々木希をCMに使う以上の効果は出るでしょう。そして、このサービスがキッカケで異なるキャリア同士のかけ放題が、当たり前のサービスになっていく可能性もあるでしょうし、その意味でもだれとでも定額は画期的なサービスだと思います。興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。べ、べつにWILLCOMのキャリア消滅が怖いから宣伝しているわけじゃないんだからねっ。

WILLCOM Advanced/W-ZERO3[es] ブラウニーブラック[WILLCOM W-Value] WS011SH1(B)

WILLCOM Advanced/W-ZERO3[es] ブラウニーブラック[WILLCOM W-Value] WS011SH1(B)

佐々木希 2011年 カレンダー

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