Beady Eyeの「Bring The Light」のフリーダウンロードが開始されたので聞いてみた

昨日はBeady Eyeのシングル「Bring The Light」のフリーダウンロードが開始という事で、色々と騒がしくなっていました。自分も日本時間の午後七時過ぎからダウンロードにトライしたものの、中々ダウンロード出来ず。ストアにも接続が出来ない状態だった為、4000枚限定の7インチも購入出来ず。昨晩は予定があった為、7インチの購入は諦めました・・・
で肝心の楽曲の感想ですが、非常にレイドバックしたまさにLiam Gallagherサウンドで、oasisでは実現出来なかったであろうサウンド。60年代のBeatles+Rolling Stonesグラムロックをぶち込んだといえば陳腐な例えですが、ロックンロールとしか形容できないそのサウンドに、繰り返す「Baby Come On」のフレーズと女性のコーラスが重なって、2010年とは思えない古き良き時代にトリップさせてくれる様な仕上がりになっています。「Bring The Light」の楽曲自体は個人的には好きなサウンドなので歓迎できる仕上がりなのですが、予想通りとはいえ全くもって新しいサウンドではありませんでした。これがもし新人バンドの音源なら大騒ぎするところなのですが、あのLiam Gallagherの新バンド(というかNoel Gallagher抜きのoasis)として聞いてしまうと複雑な面があるのは確か。正直、サイドプロジェクトとして考えれば素晴らしいサウンドだと思うのですが、このサウンドのままアルバム一枚を作り上げて、その後に作品を作り続けていけるのかといえばまだ見えてこない部分もあります。それでもLiam Gallagherの音楽に対する愚直さが伝わってくる純粋なロックンロールサウンドは、人々を惹きつける何かがあるし、その純粋な愚直さをBeady Eyeで貫けるのであれば、こんな時代だからこそ受け入れられるのではないかと思っています。

http://www.beadyeyemusic.co.uk/

ちなみに限定7インチのカップリングは「Sons Of The Stage」という楽曲は、World Of Twistのカバーだと思うのですがどうなんでしょう。おマンチェですし。