「Submerge Vol.2」のセットリスト

先日のSubmerge Vol.2」のセットリストを掲載。ブリット・ポップに興味のある方は、簡単な解説文も書いているのでご参照を。

一回目のDJセットリスト

Menswear 「Daydreamer」
Blur 「Popscene」
Oasis 「Digsy's Dinner」
Hurricane #1 「Step Into My World」
Heavy Stereo 「Chinese Burn」
Ride 「1000 Miles」
Lightning Seeds 「What If...」
Gorky's Zygotic Mynci 「Patio Song」
The Candyskins 「Monday Morning」
Teenage Fanclub 「Neil Jung」
Whiteout 「No Time」
Ocean Colour Scene 「The Circle」
The Verve 「Sonnet」
Longpigs 「On and On」
Thurman 「English Tea」
Cast 「Alright」
Supergrass 「Alright」
Pulp 「Common People」

Menswearから始まり、Pulpで終わるというブリット・ポップのど真中を意識したセットリストになっています。選曲時の心境として、シューゲイザーDJからのバトンタッチだったので、いきなりポップな感じに持っていくより、混沌としたイメージからポップにしていくイメージでMenswearから選曲。そしてブリット・ポップの幕開けを担った印象が強いBlur「Popscene」へと。Blurといえば対立軸としてOasisを持ってきたくなるのですが、ここでは一番ブリットなポップさを持った楽曲「Digsy's Dinner」を選択。その後、Oasisのメンバーが所属していたバンド特集という流れでHurricane #1Heavy Stereoを繋ぎ、 その後リクエストのあったLightning Seedsに繋ぐ為に、Rideの楽曲中で一番爽やかな「1000 Miles」を選曲。ちょっと、フロアを落としたい感じになったのでGorky's Zygotic Mynciを選曲し、The Candyskinsへと繋ぐ。Whiteout「No Time」を掛けたくなったので、間にByrds系のサウンドを持ってきたかったのですが、何故かNeil Youngが思い浮んだのでTeenage Fanclub「Neil Jung」を選曲。その後、メロディラインの強い楽曲へシフトしていきたくなりOcean Colour Sceneの歌心溢れる「The Circle」から名曲「Sonnet」へ。Verveの濃さに引けを取らぬようにLongpigsを手に取ったのですが、ここでは歌にスポットの当たった流れを崩したくなかったので「On and On」を選曲。そして残り時間が少ない事に気付き、フロアを暖める為に分かり易い楽曲へシフトチェンジ。雰囲気を変える為には最適なThurman「English Tea」からCastSupergrassの2大「Alright」繋ぎ、さらにPulpで大団円を迎えて終了です。

二回目のセットリスト

Dweeb 「I.O.U. Everything」
18 Wheeler 「Grease」
Salad 「Motorbike to Heaven」
Powder 「Afrodisiac」
Echobelly 「Insomniac」
Elastica 「Connection」
Suede 「New Generation」
Bernard Butler 「Not Alone」
The Divine Comedy 「National Express」
Space 「Me and You Versus the World」
Northern Uproar 「Any Way You Look」
Mover 「Stand」
Kula Shaker 「Shower Your Love」
The Seahorses 「You Can Talk to Me」
Duffy 「London Girls」
Gene 「Fighting Fit」
Ash 「Girl from Mars」

前のDJがJesus and Mary Chainで終わりだったので、打ち込み色が強くキラキラしたDweebでスタート。そのままキラキラした流れで18 Wheelerの隠れた名曲「Grease」を選曲。全然女性ボーカルを使っていなかったので、このキラキラした流れで一気に女性ボーカル特集へ。SaladPowderEchobellyElasticaと続けて選曲。 Elasticaの後は、男女の仲にあった繋がりでSuedeを思わず選曲。『Dog Man Star』『Coming Up』を繋ぐ名曲「New Generation」から、Bernard Butlerの名曲「Not Alone」へ。「Not Alone」がストリングスが美しくジャンと終わる曲なのでバンと始まるThe Divine Comedy「National Express」へ。オルケスタルな流れを作る。そして、その手の曲に良い塩梅でいかがわしさが加わったSpace「Me and You Versus the World」。ホーンの流れを活かしつつソウルな歌ものへシフトしていく為にNorthern Uproarの名曲「Any Way You Look」を選曲。その後、グッとソウルフルにMover「Stand」からKula Shaker「Shower Your Love」へ。ここからブリット・ポップさを増していく為にThe Seahorsesのラストソングであり、最大の名曲「You Can Talk to Me」。個人的にはブリット・ポップをイメージする時にいつも思い浮ぶDuffy「London Girls」からGene「Fighting Fit」へと繋いで、上げていきながら大定番のAsh「Girl from Mars」で締めました。
正直、時間が足りずに抜け落ちているアーティスト多いのですが、現場の雰囲気で選曲していったので、その辺はスッパリと諦めます。それでも、BluetonesShed Sevenをねじ込めなかったのは少々残念。またこの様な機会があればリベンジしたいと思います。