shop MECANO(メカノ)で学ぶビジネスモデル

ASCII.jpに掲載されている
超マニアックなCD屋「メカノ」はなぜ潰れないのか
この記事は音楽業界に係わる人だけでなく、様々なジャンルの商売に繋がる金言が多いですね。小規模でニッチなビジネスモデルとして確実に成立しています。2010年代のビジネスモデルに、実社会におけるコミュニティの必要性が問われてくるのは想像に難くないですし、その意味でも色々なヒントが隠されている様に思います。
一つだけ指摘するなら、以下の部分だけ。恐らく色々な人が突っ込みを入れている事でしょう。

中野 不思議でしょうねえ。実はこの店、Perfumeがないんですよ。
―― ほー。そらまたなんで?
中野 あれは消耗品のJ-POPだから。新譜で買取りしても、3ヵ月もすればブックオフに並んで、すぐ100円になっちゃう。それを、個人の店で、買取りでやるのは無理なんですよね。

もちろん、一般的なJ-POPという意味での比喩的表現だから、そこに突っ込むのは無粋なのですが、発売当時に手に入らなかった不自然なガール/ナチュラルに恋してのDVD付き初回限定盤を、発売から半年後にようやく950円(中古)で購入出来た自分からすると複雑な気持ち。現状、PerfumeのCDが100円で売られているケースは、初回限定盤ではないシングルCDを除けば、まずありえない話なので突っ込みたくなる気持ちも分かります。
でもその辺の時流なんて全く読まなくても、ビジネスとしては完全に成立させている訳ですから、逆に中野さんの素晴らしさが引き立つ部分にもなっていると思います。必読。
shop MECANO HP
http://members3.jcom.home.ne.jp/mecano/