Perfumeの「不自然なガール / ナチュラルに恋して」でPerfumeから卒業させられる

自分はPerfumeは好きで音源もほとんど購入しているリスナーで、極普通に彼女達の音源を買いたいと思っているのですが、彼女達には非が無いという大前提で不自然なガール / ナチュラルに恋してに関してちょっとだけ愚痴。流石に出荷数絞り過ぎの転売屋が暗躍し過ぎで、購買意欲が萎えちゃったというお話。
Perfumeの音源の初回盤って基本的に出荷数が少なくて、プレミア価格が付いちゃう事から、転売屋の格好の的になり争奪戦になっていると思うんですが、ちょっとやり過ぎの感が出ています。不自然なガール / ナチュラルに恋してに関しては、ほとんどのネット通販では発売二週間前の時点でどこも品切れ状態でしたので、自分は購入出来ませんでした。まあ店舗で予約購入するのが一番確実に入手出来るのでしょうが、基本的に店舗に足を運ぶ機会があまり無い為、ネット通販で注文しがちな自分にとっては不便過ぎて困ります。
Perfumeこそがポピュラーミュージックとしてもっと浸透して欲しい存在で、その可能性も高いソフトなのですが、普通にシングルが買えないこの歪なネット通販の現状に愚痴を溢したくなります。出荷数を絞って飢餓感を募るのは良いのですが、やり過ぎると既存のリスナーも離れ、求めている人に届かないという弊害は確実にあると思います。一応フライングの4/13付けのオリコンのデイリーの推定売上枚数は39382枚で品切れという事は初回盤は3万枚程度ぽいのですが、今のPerfumeなら10万枚はやりすぎでも5万枚は初回盤をプレスしても良さそうなものです。音楽業界が非常に少ないパイを奪い合いながら狭い世界でしか勝負出来ないジャンルのエンターティメントに成り下がっているのは悲しいなと思ってしまいます。というより、最近の初回限定盤って売り手側の都合でしかない場合が多く、単価を上げる為の種が付属しているだけでしかなく、リスナーやファンにとって本当に欲しい特典ではない場合が増えてきたように思います。
まあツラツラと書きましたが、結局は単なる愚痴ですので、転売屋が無駄に抑えすぎてオークション等でダブつきやがれと願う事にします。悔しいから通常盤は買わない方向で。
あっ楽曲は良いと思いますよ。

そんな中、「永久仕様:CD+DVD」と銘打って特典を付けたアルバム『カンチガイもハナハダしい私の人生』を発売したKANの方がやっぱりスマートな販売方法だと思います。
カンチガイもハナハダしい私の人生(DVD付)

カンチガイもハナハダしい私の人生(DVD付)