Pops Cafe hoopla閉店に寄せて

昨日はいつもお世話になっているPops Cafe hoopla様が閉店されるという事で、ささやかながらお手伝いに行ってきました。
hooplaは元々のコンセプトが80年代のポップスをテーマにしたカフェ(店名自体Starshipのアルバム名からだし)。最後の営業日はやっぱり80年代にこだわって80年代の音楽しかかからない空間が良いのではないかと思い、マスターにお願いして80年代縛りのDJをやらせて頂きました。多くの常連さんに愛されたカフェだけに閉店が発表されてからは連日満席だったようで、最終日も入りきれないほどのお客さんがいらっしゃっており、大変賑わっておりました。DJの持ち時間は5時間ほどだったのですが、流石に一人でやり通すにはちょっと厳しいかなと思い、強力な助っ人be'p(ex.Orange)氏に協力して頂いて挑む事に。be'p氏のお蔭で休み休み出来ましたし、楽しみながら無事にやり通す事が出来ました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にどうもありがとう。
先日の日記にもちょっと書きましたが80年代の音楽ばかり聞いていたのはこのDJの為だったわけでして、話が本決まりになってからはひたすらに音源の準備と年代の確認に追われる事になったわけです。例えばThe Knack「My Sharona」Supertramp「Breakfast in America」などは80年代のイメージがあったのですが、正確には79年の発売だったりで、その辺を仕分けする作業が結構大変。元々が音楽を聞き込んでいた年代ではない為、記憶違いや知識不足もあって、準備は困難を極めました。あとは自分の音源は様々な場所で管理している為、買っていたはずの音源がいくら捜しても見つからなかったりして、結局買いなおす羽目になったりとか・・・DJ云々よりも、その音源の確保と整理に追われる羽目となりました。
選曲の内容は割愛しますが、Pops Cafe hooplaとマスターのお蔭で自分の中での80年代にようやく整理が付いた事にひたすら感謝。マスターが最後にかけたFairground Attraction「hooplaのお客さんはPerfectでした」というスピーチが印象的でした。テーマを絞り込んだ素敵なカフェで、音楽で繋がった人の素敵なコミュニティだったhoopla。どんな形になるかは分からないけど、いつの日かの復活。そしてこれが始まりの終わりだと思うので、サヨナラだけどサヨナラではない感じ。前向きな出発だからこそハレルヤ!