『サムライ・ハイスクール』の話をしようと思ったらアミューズの話になりました

今クールのドラマではJIN-仁-が視聴率的にはぶっちぎっていて、まあそれも納得の内容なのですが、同じ戦国モノでもサムライ・ハイスクールも健闘していますよというお話です。
サムライ・ハイスクール三浦春馬若手俳優の中から一気に抜け出した感が出てきて、完全にワンランク上がった感があります。加えて何が凄いって所属事務所のアミューズの勢いが凄い。何といっても旬の若手俳優が粒揃いで、小出恵介佐藤健平岡祐太とかなり強力なスリートップ。これに三浦春馬が加わる事で、すっかりアミューズ四天王の状態。少し前まで岡田義徳ぐらいしか目立つ若手俳優が居なかったのに、ここ数年で一気に台頭してきた印象です。これに大河ドラマを控えた福山雅治もいますから、今年から来年にかけては物凄い事務所力を見せつけてくれそうです。今回のサムライ・ハイスクールにしても、かなりの事務所力を発揮しており、バーター的に賀来賢人が出演しているだけでなく、主題歌もmonobrightの「孤独の太陽」。父親役に岸谷五朗を迎え、主演+父親役+主題歌+バーター的な推し俳優という磐石の布陣です。サムライ・ハイスクールの全体の配役を見ればいかにも日テレのドラマらしい配役に見えるのですが、細部を見ればやはり主演クラスの俳優を抱えた事務所の圧倒的な力がハッキリ分かります。恐ろしい事にアミューズは、若手女優に目を移しても上野樹里に加えて仲里依紗吉高由里子の強力な若手二人が在籍。さらに村川絵梨も控えているという充実っぷり。更に 神木隆之介を先頭に子役もかなりの数を揃えており、その強かな戦略も伺えます。
とまあ、ドラマの本筋と話が逸れましたが、その他の出演者に関しても少し書いておきます。前クールの華麗なるスパイから引き続き同枠のドラマに出演の杏は演技力もイマイチで慣れるまで違和感があったのですが、ドラマでの歌唱シーンで評価が一変しました。彼女、意外なくらい歌唱力があって音楽の素養があります。恐らく今後も各方面から引く手数多で、下手すれば歌える長身美少女のポジションを新垣結衣から奪うかもしれません。惜しむらくは彼女はモデル業に専念していた事もあって既に23歳。制服姿の役は難しくなってくるし、女優業や歌手業をもっと早くに取り組んでいたら別の展開があったかもと思います。あとは大後寿々花は順調に健やかに育っているようで、中々大成しない子役が多い中、素敵な女性になりそうですね。
とまあ、ドラマのストーリー云々よりも役者個々の感想で終わってしまいましたが、そんなサムライ・ハイスクールの最終回は明日。乞うご期待だぜ!