weezerの正当な後継者を考える【Reeve OliverとSocratic】
ポストweezerとかネクストweezerなんて枕詞にだまされ続けている人は多いと思うのですが(自分のそのクチ)、その中でも期待の持てる良質のふたバンドをご紹介。
ご紹介するのはReeve Oliverの『Touchtone Inferno』という作品とSocraticの『Spread the Rumors』という作品。
Reeve OliverもSocraticも今年セカンドアルバムが発売されたバンドなのですが、両バンドともキラリと光るモノを見せてくれています。
どちらかといえばReeve OliverはFoo Fightersなどの遺伝子も色濃くて(『Touchtone Inferno』に収録の8曲目「Goldiloches」なんてかなりのFoo Fighters節)、ハードな要素も兼ね備えていて、メインストリート感も感じる(マイスペースの影響を受けた音楽にJuliana HatfieldとかSuperdragの名前もあって微笑ましい)。
一方のSocraticはポップさが際立ち、ピアノも印象的なのでweezerとは全く比較にならないのですがついでに(失礼)紹介させて下さい。SocraticはDrive-Thru Recordsでも突出したメロディメーカーだと思うし、良い意味でレーベルのイメージを裏切る良心をいかんなく発揮してくれているのが嬉しいところで、何とプロデューサーはBlink-182のMark Hoppusが務めている。Mark Hoppusのプロデューサー業が板についてきたというのは喜ぶべきことなんでしょうが、個人的にBlink-182での勇姿を再び拝みたいところなので複雑であったりもします。
ちなみにReeve OliverのメンバーであるO (Otis Bartholameu) はBlink-182の記念すべきファーストアルバム『Cheshire Cat』のプロデューサーであったりもするので、非常に面白いものであります。
とまあ、ここまで書いておいて無責任ですがweezerの後継者を考えるという趣旨から外れ、Blink-182繋がりの話になってしまった事は秘密にして頂ければと。weezerが好きな人の琴線には触れると思いますので。
- アーティスト: Reeveoliver
- 出版社/メーカー: Adrenaline Music
- 発売日: 2008/08/19
- メディア: CD
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- アーティスト: Socratic
- 出版社/メーカー: Drive Thru
- 発売日: 2008/05/06
- メディア: CD
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