今クール【2014年10月】の秋ドラマ視聴のお知らせです

ボチボチ番組改編の時期なので恒例のドラマ備忘録。視聴予定は以下の通り。
信長協奏曲」「すべてがFになる」「さよなら私」「素敵な選TAXI」「女はそれを許さない」「きょうは会社休みます。」「ファーストクラス」「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」「MOZU Season2〜幻の翼〜」「ディア・シスター」「Nのために」「玉川区役所 OF THE DEAD」「地獄先生ぬ〜べ〜」「ごめんね青春!」
今クールは一応14本。結構削りました。ドクターXは前作見ていませんが、とりあえず入れています。
これにいよいよ佳境の「軍師官兵衛」と始まったばかりの「マッサン」です。
今クールの注目といえば「信長協奏曲」という事になるのでしょうが、近い時代背景になる重厚な黒田官兵衛と比べるとかなりファンタジーでしょうから、その辺がどのように受け入れられるか。
放送時間的には「さよなら私」「素敵な選TAXI」「女はそれを許さない」が丸かぶりなのが録画泣かせ。水曜22:00〜の時間帯で「きょうは会社休みます。綾瀬はるかと「ファーストクラス」沢尻エリカががっぷり四つですが、「ファーストクラス」というコンテンツが結構強力なだけに流石の綾瀬はるかも厳しいのではないかと思います。
あとは「あまちゃん」後、初めての連ドラ脚本になる宮藤官九郎「ごめんね青春!」が注目でしょうか。「アオイホノオ」で一歩抜け出した感のある黒島結菜が出演するというところも、宮藤官九郎の慧眼だと思います。
アオイホノオ」の話が出たのでおさらいしておくと、前クールは思いの外に良質なドラマが多くて、その中でも「ペテロの葬列」がダントツで、その後に「アオイホノオ」と「昼顔」が続く感じで楽しみました。「HERO」に「家族狩り」も悪くなかったです。「若者たち 2014」はまだ途中までの視聴で「あすなろ三三七拍子」も未視聴ですが見るのが楽しみ。
「ペテロの葬列」は原作が宮部みゆきなだけに悪いはずはないのですが、地味ながらキャスティングが抜群(特に小泉孝太郎長塚京三)だったのと、「昼顔」とはある意味真逆で物議を醸した最終回を評価したいと思います。
「アオノホノオ」は島本和彦漫画の暑苦しい世界観の映像化に成功していて、漫画観とその業界の裏側を覗かせながらも、同時にガイナックスの創立にも立ち会えるという美味しい内容で、アニメと漫画とドラマとノンフィクションをクロスオーバーさせた画期的な内容。個性的な俳優陣が好演する中で、女優陣は漫画の中から飛び出したようなデフォルメに成功しており、山本美月しかり黒島結菜しかり、今作が女優としてのキッカケになる作品だと思います。
あと、「アオイホノオ」のオープニングはここ数年のドラマの中でもトップクラスの仕上がり。オープニングの楽曲はウルフルズの「あーだこーだそーだ!」なんですが、映像にカッチリとはまった仕上がりがこれぞオープニングという内容で、ついつい何度も見てしまいました。
ということでつらつらと書いてきましたが、今クールも良質なドラマに出会えますように。