UKアルバムチャート【14th September 2014】の確認

Kooksの新作『Listen』の順位を確認するために、チャートを見ていましたが、結果は16位。10位前後はいけるかと思ったのですが、微妙な結果に。初登場組を見てみてもそれほど強い面子ではなかったと思うので、やはりセールスは落としてきている模様。
ということで、久しぶりにUKのアルバムチャートを見たのでメモ的に残しておきます。

1位 『In The Lonely Hour』 Sam Smith

2位 『Lullaby And The Ceaseless Roar』 Robert Plant

3位 『X』 Ed Sheeran

4位 『Royal Blood』 Royal Blood

5位 『Wanted On Voyage』 George Ezra

6位 『Ryan Adams』 Ryan Adams

7位 『Legend』 Bob Marley & The Wailers

8位 『Caustic Love』 Paolo Nutini

9位 『El Pintor』 Interpol

10位 『Stars』 Collabro

11位 『Live At The Rainbow '74』 Queen

12位 『V』 Maroon 5

13位 『Blue Smoke - The Best Of』 Dolly Parton

14位 『A Perfect Contradiction』 Paloma Faith

15位 『The Whole Story』 Kate Bush

16位 『Listen』 The Kooks

17位 『A New House』 Deacon Blue

18位 『My Everything』 Ariana Grande

19位 『Ghost Stories』 Coldplay

20位 『Goddess』 BANKS


とまあこんな感じになっています。目につくのは6位のRyan Adamsで、ここにきてのセルフタイトルが良いチャートアクション。あまりUKで売れているイメージのないRyan Adamsですが前作『Ashes & Fire』が各メディアでも軒並み高評価でUKのアルバムチャートで9位。その流れを保てているようです。決してコマーシャルなサウンドではないですし、最近はペースが落ちたものの基本的には多作であるRyan Adamsがセールス的にも結果を残しているのは凄いことだなと思います。
あとは、Interpolの根強い人気と、Maroon 5が思うほど売れていないなと。今ちょうど『V』を聞きながら書いていますが、相変わらず高性能のポップスが詰め込まれたアルバムではあるのですが、ややマンネリというか高い基準でまとまりすぎていることが、新鮮味という意味ではマイナスに働いているという印象です。ちなみにKate Bushがランクインしているのは少し前にドキュメンタリー番組が放送されたことで全体的にセールスが上がったみたいで、その残り火。そんな現象も実にUKチャートらしい。
とにかく久しぶりにチャートをじっくりと見ましたが、色々と勉強になりました。定期的にチェックしてみるのもいいかもしれません。

6位、7位、8位のジャケットの圧力ときたら。

ライアン・アダムス

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Caustic Love

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