She&Him 「Baby」【ふたりのシーズン】Part2

【ふたりのシーズン】第二回目はShe & Him
もはやド定番。2013年には待望の『Volume 3』が発売されました。She & Himというユニットのボーカルは基本的にはZooey Deschanelがメインで、M. Wardと所謂デュエットに近い形の楽曲は少ないのですが、個人的には混声で歌う楽曲にも魅力を感じるわけで、『Volume 3 』の中でいえばこの「Baby」という楽曲になると思います。この楽曲は「Be My Baby」で有名なEllie Greenwichの楽曲のカバーで、とにかくこの辺のカバー曲のチョイスと楽曲アレンジがいつも素晴らしいです。Zooey Deschanelの凛としてキュートなボーカルと、M. Wardの若干移ろいやすく渋めなボーカルとの混声がコントラストになっており、中毒性が高い。デュエットって歌の上手下手以上に、歌い手同士の声質などを含めた相性も相対的には重要視されると思っていて、その意味でもShe & Himの二人の組み合わせって絶妙なんだなと思います。
PVはないのでこちらをどうぞ。
She&Him 「Baby」

PVないと寂しいので「I Could've Been Your Girl」の何度見てもウキウキするPVもどうぞ。『Volume 3』というアルバムは正面からポップスに向き合った作品(She&Himの作品はいつでもそうだけれど今作は特に感じる)で、そのアルバムを象徴するような楽しいPVです。踊れるシンガーソング女優Zooey Deschanelの本領発揮。というか踊ってくれないと物足りなく思う自分ガイル。
She & Him 「I Could've Been Your Girl」

ヴォリューム 3

ヴォリューム 3