好き好きRG

これまた今更ですがrockin'on誌8月号の感想を。表紙は待望の新作『I'm with You』が発売されるRed Hot Chili Peppers。シングルとして発売された「The Adventures of Rain Dance Maggie」は良い曲だと思うし、サマソニでの来日も楽しみなところ。そんなRed Hot Chili Peppersですが新メンバーのJosh Klinghofferは分かっていたとはいえかなり若い。なんせ他のメンバーが50歳を目前にしているのに1979年生まれの31歳です。アーティスト写真で見る限り、親族の集まりに紛れ込んできた甥っ子という雰囲気、というか親子でもおかしくない歳なんですね。
特集としてはサマソニ&フジ完全ガイドが大々的に取り上げられており、アーティストの紹介を中心にガイド的な役割を果しています。他には、前述のRed Hot Chili PeppersのインタビューもJosh Klinghofferを交えた最新のものだし、全体的にアーティストのインタビュー関連が充実しているように思います。前号に引き続きLady Gagaのインタビューもあります。
とまあ書いてきましたが、実はここまでは長めの前振りで一番凄いのはレイザーラモンRGのインタビュー。近年rockin'onに掲載されたインタビューの中でもトップクラスの面白さでした。詳細は誌面を読んでいただきたいのですが、好きなアルバム三枚を聞かれて苦しみながらInspiral CarpetsINXSSuedeを絞り出しThey Might Be Giantsを付け加える件に読む手が震えました。Twitterで展開している洋楽あるあるもクソ面白いですし、宝塚ネームにもやられっぱなしで悔しいやら面白いやらです。元々ファンですがより一層好きになりました。
そんなこんなのrockin'on8月号ですが、さり気無く「Room Of The Month」が無くなり「The Album Of My Life」というコーナーが始まりがち。渋松対談もいつの間にかに休みがち。

レイザーラモンRG (rgizubuchi) - Twitter