2010年度個人的ジャパニーズアーティストソングBEST15

今年から15曲に減りました。良い曲が見つからなかったというより、自分の音楽の聞き方が、歌番組を見る事が減った事で変化したのが大きいのだと思います。同じアーティストを入れれば十分埋まるのですが、各アーティスト一曲ずつで。それではどうぞ。

1位「よければ一緒に」 KAN

よければ一緒に

よければ一緒に

これはもう2010年を代表する一曲。この曲には思い入れや物語が一杯なので語りきれませんが、決してシングル向きではない曲の長さなのに、シンプルなメロディのリフレインが過不足無く詰め込まれているのが素晴らしい。



2位「恋する凡人」 スピッツ

とげまる

とげまる

これももう2010年を代表する一曲で、疾走してのた打ち回っている様なロックンロールにスピッツのポップセンスが詰め込まれています。同系統に限れば「8823」以来の名曲だと思っています。



3位「VOICE」 Perfume

VOICE(初回限定盤)(DVD付)

VOICE(初回限定盤)(DVD付)

童話的な中毒性のあるメロディの魅力が今年出たPerfumeのシングルの中で飛び抜けていました。とはいっても「不自然なガール/ナチュラルに恋して」や「ねぇ」にも別の側面の魅力があり、甲乙付けがたい出来ではあるのですが。



4位「ウェザーリポート」 BUMP OF CHICKEN

COSMONAUT

COSMONAUT

シングルという意味では「宇宙飛行士への手紙」だし、サウンド面では「分別奮闘記」なのですが、アルバム『COSMONAUT』の中で最もど真ん中なBUMP OF CHICKENであり、歌詞を含めたバランスとポップソングという意味ではやはりこの曲かと思います。



5位「旅」 エレファントカシマシ

シングルという意味では「いつか見た夢を」や「幸せよ、この指にとまれ」だし、「moonlight magic」も好きな曲ですが、一曲挙げるとしたらアルバム『悪魔のささやき〜そして、心に火を灯す旅〜』の中核になっている新たな展開を見せたこの曲。



6位「ずっと好きだった」 斉藤和義

ずっと好きだった

ずっと好きだった

Beatlesのアレを模したPVや同窓会をテーマにした歌詞の世界観に、耳に飛び込んでくるメロディ。斉藤和義が新曲で評価される事が非常に喜ばしいですし、2010年でおっさんが一番口ずさんだであろう中毒性のある一曲。



7位「魔法のじゅうたん」くるり

魔法のじゅうたん

魔法のじゅうたん

突き抜けた爽快感と不思議な高揚感のあるくるりらしいこの曲は、普段通りのくるりの楽曲の様に聞こえてますが、実は非常に高いところでまとまっている一曲。「チオ」「ビタ」。



8位「NaNaNa(太陽なんていらねぇ)TOKIO

NaNaNa(太陽なんていらねぇ)

NaNaNa(太陽なんていらねぇ)

2010年に最も熱いキーワードとなった玉置浩二快心のソングライティングが楽しめる一曲。「うぬぼれ刑事」とのシンクロもハンパないのに、何となく過小評価されているのが残念。



9位「ロックンロールは生きている」 Mr.Children

SENSE

SENSE

「fanfare」も良いのですが、2009年の曲に該当するだろうから『SENSE』の中からはこの曲でしょうか。懐かしさに気恥ずかしさをはらんだ様な歌詞を堂々と歌い上げられるその貫禄が素晴らしいと思います。



10位「Teenage Dream」 HOLIDAYS OF SEVENTEEN

Johnan City Boyz

Johnan City Boyz

「You&Me」ももちろん良いのですが、個人的にはこの曲のメロディと世界観も好き。2010年は良く聞いたこのEPですが、いよいよ発売されるフルアルバム『Let There Be Pop』も楽しみですね。


11位「キミがいる」 いきものがかり

キミがいる

キミがいる

今年も大活躍だったいきものがかりですが、スタンダードとなった「ありがとう」よりも、吉岡聖恵が作り上げた曲に底力を感じました。モータウンサウンドが軽快なこの曲に更なるメロディの力が加わるのなら文句無し。



12位「クリア!」 トータス松本

トータス松本がソロになってやりたい事をやりました感が初めてハッキリと提示されたシングル。日本のポップミュージックの枠でこの曲をやれるのは素晴らしいと思います。



13位「LOVE RAIN 〜恋の雨〜」 久保田利伸

Love Rain ?恋の雨? (久保田利伸)

Love Rain ?恋の雨? (久保田利伸)

ドラマとの相乗効果もあるのですが、久々のヒットシングルに恵まれたクボジャー。軽やかにメロディをなぞるだけで別次元の歌唱力を感じさせるのは流石。



14位「beat」 aiko

BABY[通常仕様]

BABY[通常仕様]

アルバム『BABY』の冒頭を飾るこの曲はピアノが印象的な一曲。色々な意味で振り切った感があって、aikoが次のステップに進もうとしているのが感じられます。その意味でもベスト盤発売以降に注目。



15位「Please Stay With Me」 YUI

HOLIDAYS IN THE SUN

HOLIDAYS IN THE SUN

夏の恋は虹色に輝く」繋がりで嵐の「Løve Rainbow」と迷ったのですが、挿入歌だったこの曲を選びました。「CHE.R.RY」などに顕著だったYUI特有のメロディの乗せ方が、久し振りに際立っているのが印象的。