ジャパニーズバンドに疎くなっているおっさんの備忘録

最近のジャパニーズバンドのバンド名って日本語の響きを生かした様なものが多いじゃないですか。これが最近のトレンドというわけじゃないでしょうが、センスの良い語感と思います。という事で、思いつくバンド名を分類して羅列。


  • 漢字の響きがカッコ良い系


相対性理論

神聖かまってちゃん

凛として時雨

毛皮のマリーズ

硬めの日本語を取り入れながらもインパクトの強いイメージです。この手のバンド名の走りは頭脳警察村八分で、その後筋肉少女帯に受け継がれていると思うのですが、昨今の流行は漢字にプラスαがあるという点。


  • 英語的に日本語を読ませている系

ズットズレテルズ

OKAMOTO'S

The Mirraz

英語らしい響きを持っていますが、日本語なところが特徴。というかズットズレテルズOKAMOTO'Sに関しては、意識的なネーミングの流れにセンスを感じます。


  • 日本語的な単語が含まれるカタカナ系

モーモールルギャバン

オシリペンペンズ

フジファブリックサカナクションレミオロメンなど、一世代前から頻繁に見れるタイプ。チャットモンチーも限りなく同系統。昨今はもう少し斜め上のバンド名になっている気がします。


  • ネコ系

neco眠る

黒猫チェルシー

イヌ系はスピッツしか思い当たらない。

書き出していて思ったのが、90年代までは物凄く英語に対する憧れが強く、やっぱりバンド名にもその辺の意識が反映されていたのだと思います。でも、例えば今の10代の人達って、物心付いたときにはラップやR&Bが当たり前の様に日常に溢れていて、音楽性に影響を与えているかどうかは別にしても、歌詞だけでなくそのバンド名にも確実に影響を与えているのではないかと思います。語呂の良さとか日本語の面白みというのをダイレクトに感じられる音楽という意味で、ラップやR&Bが日本で2000年代にシーンを確立させた事は大きいと思いますし、それが潜在的にロックバンドにも波及しているという考察は、意外と面白いかなと思ったりもします。
以上備忘録でした。

こんな漢字を名前に使ってはいけない

こんな漢字を名前に使ってはいけない