「個展 忌野清志郎の世界」感想

「個展 忌野清志郎の世界」福岡の巡回展に行ってきました。油彩、絵本の原画、イラスト、スケッチなどの忌野清志郎の作品だけでなく、その映像や忌野清志郎に関する様々なモノが展示されており、スペースは広くないものの見ごたえが十分でした。その作品を見れば見る程に忌野清志郎に対する意識が変わり、僕は君を知らなかったんだと痛感。その色彩豊かな絵画の数々を見て、清志郎の色彩感覚の素晴らしさを目の当たりに出来たし、清志郎が目まぐるしく様々なユニットを作り出したのも、鮮やかなメークや衣装で飾られていたのも、幼少から書いていた大人びた絵やイラスト、そしてその音楽と歌、全てが鮮やかに繋がっており、ああそうかこういう事なんだとようやく鱗が落ちた気分です。あの日、あの娘が熱心に話してくれていた理由や意味を、10年以上たって思い知らされました。これからもっと知らなくてはいけないですね。観に行って本当に良かったです。
福岡パルコでは5月23日(日)まで開催。近隣の方はぜひどうぞ。