Supergrassの解散に対して思う事

Supergrassの解散が意外なくらいメディアに取り上げられていました。まさかYahooのトップにまでくるなんてビックリ。デビューアルバム『I Should Coco』がヒットした事で、そこにスポットが当たるのは仕方ないし、間違いなくブリットポップ期に燦然と輝くアルバムなのですが、Supergrassが底力を発揮したのは、ベスト盤Supergrass Is 10』発売後の名作『Road to Rouen』だと思うし、そのアルバムがSupergrassの評価を確かなものにした感があります。ずーっと聞き続けてきた立場で書かせてもらえば、2008年発売『Diamond Hoo Ha』がある意味バンドとしては完成形で行き着いた感もあり、次作が勝負かなと思っていただけに、解散自体は不思議と受け入れられるものなのですが、ブリットポップ期のバンドが次々と姿を消す中で踏ん張り続けていたSupergrassだけに感慨深いものがあります。
The HotratsというGaz CoombesDanny Goffeyのカバーユニットはあるものの永続的な活動ではなさそうですし、製作中というニュースも入っていた『Release the Drones』という仮タイトルの7枚目のアルバムの行方もどうなるか分かりませんが、メンバーの次の音楽活動が楽しみではあるので、解散の理由になった音楽性の違いが存分に発揮されるのを楽しみにしたいと思います。
あえて「Alright」でなくこちらをどうぞ。

この路線も大好き。