Joe Strummerのお話

本日はJoe Strummerの七回目の命日。という事でジョーさんの話を少々。Joe Strummerの人柄の良さは多くの人が知るところで、ファンに対しても真摯な態度で接していたという話も良く耳にします。これはそんなJoe Strummerが福岡でライブをした時(2001年の10/30 Joe Strummer & The Mescaleros としての公演)のお話で、友人がケータリングのバイトをしていた時の目撃談。
その日のジョーは公演前に一人で楽屋の外で歌を練習していたそうです。その瞬間のジョーの姿を知っているのはその友人だけ。DRUM LOGOSの外の階段の一番上に立ち、黒のレザージャケットに白のシャツのいでたちでまだ明るい外に向かって歌っていたそうです。そして颯爽とライブに向かい、ライブ後は当たり前のように遅くまでファンにサインをしていたそうです。そして、ファンが帰った後も長浜公園の前をスタッフ(スタッフも良い人だったらしい)と笑いながら歩いていたそうです。ちなみにその友人はその日まで全くJoe Strummerの存在を知らなかったそうで、超有名人だという事しか聞いていなかったのだとか。そんなジョーが奢る事無く優しくて紳士的で、そして真面目だった為、凄く印象に残っているそうです。
そんな素敵なJoe Strummerの公演を八年前の自分は見逃している。ジョーの馬鹿馬鹿。
『London Calling』からもちょうど三十年という事もあって、本日はジョーの深イイ話をお届け致しました。

London Calling 30th

London Calling 30th