Noise Addictの『it was never about the audience』は記念すべき再結成アルバム

すっかりスルーしていたNoise Addictの再結成アルバム『it was never about the audience』のご紹介。
Ben Leeであれだけ騒いでいたのに、Noise Addictの再結成をスルーしていて恥ずかしい限り。The Muffs' Fanpage In Japanさん紹介の記事があります(pikaoさんとpikaoさんに紹介してくれたchocodogさんに感謝)。
再結成に当たってメンバーも再構成されており、Ben LeeLou Barlow、そしてBen Leeの最新アルバム『The Rebirth Of Venus』にも参加していた同郷のオーストラリア出身の女性シンガーLara Meyerratkenという構成。驚きはLou Barlowが正式なメンバーになっている事ですが、彼の持つローファイながらも光るポップセンスは今作『it was never about the audience』にはピッタリでその意味では人選の妙が生かされていると思います。内容はいかにも宅録な印象のベットルームフォークなのですが、Ben Leeの近作にみられるポップセンスが上手く溶け込んでおり、非常に興味深く楽しめる内容に仕上がっています。Lou Barlowのファンも、彼のキャリアの中ではFolk Implosionサウンドに通ずるものがあると思うし、非常に手作り感が溢れた作品ながらも多くのリスナーにその魅力を伝えることが出来る作品だと思います。
『it was never about the audience』の素晴らしいのは、フリーダウンロードで配布しているという点で、しかも320kbpsの高音質のものを簡単に入手する事が出来るという良心さ。アルバムの全容は何はともあれダウンロードして確かめて頂ければと思います。宅録で手作り感は溢れているものの、デモ音源の類とは一線を画す良質なアルバムですので。
http://noiseaddict.net/
という事でNoise Addictの再結成アルバム『it was never about the audience』Ben Leeが公私共に充実している事も証明している作品だと思います。その事を証明するかの様に『it was never about the audience』にはBen Leeの娘であるKateが書いたという「Lasagne」という可愛らしい楽曲も収録されています。下世話な話になりますが、昨年結婚したIone Skyeとの子供は最近生まれたばかりなので、Kateはまた別の子供という事になります。Ben Leeは以前はClaire Danesと付き合ってた事で知られていますが、子供が出来たって話は聞いた記憶は無いので、一体いつの子供だという話(ジャケットに2005/7/25の日付があるけど、kateの誕生日と考えれば何となく計算が合いそうですがどうでしょう?)になるのですが(※)、決して美形ではない(と思う)Ben Leeが物凄くモテるという事実がハッキリと窺い知れて、そんな意味でもBen Leeは希望の星だなと感心したところで終了です。

【追記】※コメント欄にpikaoさんからのご指摘ありです。 kateはIone SkyeとDavid Nettoの娘との事。