『R-1ぐらんぷり2009』についても考えてみる

サバイバルステージの結果を受けて以下のように出演順が決定。

R-1ぐらんぷり2009』決勝進出者(出演順)
1. 夙川アトム(ASH&D)
2. 岸学(ケイダッシュステージ)
3. バカリズムマセキ芸能社
4. エハラマサヒロ(よしもと・クリエイティブエージェンシー)
5. サイクロンZ(太田プロダクション
6. 鳥居みゆきサンミュージックプロダクション
7. 鬼頭真也夜ふかしの会=ハイレグタワー)
8. COWCOW山田よし(よしもと・クリエイティブエージェンシー)
9. あべこうじ(よしもと・クリエイティブエージェンシー)
10.中山功太(よしもと・クリエイティブエージェンシー)

興味のある方は続きをどうぞ。

もう中学生の確信犯的な部分と笑いの神が降りてきたような奇跡のトラブル以外はさして見どころは無かったようなサバイバルステージなのですが、まあ妥当といえば妥当な結果で、キャラ芸が強かったですね。改めて感じたのは上手さと面白さが全く比例していない点で、惜しい感じのネタが多かったと思います。結局のところ笑いの熱量というか爆発力が勝敗を分けてしまった様な感じ。
さて、決勝の展望ですが大衆に受け入れられる笑いの量とテクニック的な部分でバランスが取れそうな人が見当たらないので、その辺も踏まえて考えた場合、非常に予想し辛いですね。バカリズム鳥居みゆきのマニアックな部分というか、分かり難かったりブラックな笑いの部分を審査員がどう評価するのかが鍵を握っていると思っています。審査員に桂三枝という物凄い人がいますから、これがどちらに転ぶか。あとは常連組のあべこうじ中山功太は出演順も9番目と10番目なので、どれだけ新しい引き出しを見せれるかで両極端な結果が出そうな気がしています。個人的にはエハラマサヒロが強さを発揮するのではないかと思っていて、恐らく歌やモノマネを絡めてくると思うのですが、笑いの量とテクニック的な部分がバランス良く結びつくのではないかと感じています(審査員に関根勤大平サブロー清水ミチコがいて、モノマネと歌を絡めたネタが好評価に繋がる可能性もありますしね)。まあ、M-1ほど影響を語られていない出演順もインパクトがありバラエティ豊かな出演者が前半に固まり、自力のある吉本勢が後半に固まっていますので、今回のR-1はその辺も結果に影響しそうな気がしています。どちらにせよ、明日はマッタリと鑑賞予定。

サバイバルステージの結果

岸学(ケイダッシュステージ) 840
夙川アトム(ASH&D) 630
鈴木つかさ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 590
もう中学生(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 580
ヤナギブソン(ザ・プラン9)(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 380
ナオユキ(松竹芸能) 240
三浦マイルド(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 220
くまだまさし(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 180
友近(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 東京) 160
天津木村(よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪) 140