Sam Beetonの「What You Look For」って何の影響を受けているの?
デビューEPになる『First Takes』が昨年発売され、今年の9月に発売されたシングル「What You Look For」が話題を呼んだSam Beetonのアルバム『No Definite Answer』がいよいよ発売される(というか本日発売だ)。まだアルバムを聞いてなくてシングルとそのカップリングを聞く限りの感想ですが、若干20歳とは思えないほどのソングライティング能力とその趣向はSam Beetonの将来を有望なものにしてくれているとのではないかと思う。
以前紹介したJohnny Flynnなんかと比べると、かなりポップソングという意味では曲が書けているシンガーソングライターだと思っていて、彼の曲の面白いのは隠し味程度にスキッフルやカントリーの要素が散りばめられている事。この若さでなぜこの様な音楽傾向が生まれたのかが気になって調べたら、彼の父は1970年代のパンクバンドThe Drainsのメンバーだったとの事で納得。幼い頃から音楽が傍らにある事が良い影響を与えたのだと。
ちなみにSam Beetonは21世紀のPaul Simonだとか言われているみたいですが、彼のHPには次のような表記があった。
‘I like songs that have more than one meaning,’ he says. ‘Why should a lyric be open to only one interpretation? I like songs that mean one thing on the surface and something else once you dig that little bit deeper. Ray Davies had a classic way of expressing something profound in a simple, catchy pop song. Paul McCartney and Neil Finn, of Crowded House, are really good at it, too.’
Ray DaviesとPaul McCartneyとNeil Finnだってさ。という事で応援致しますよ、自分。
- アーティスト: Sam Beeton
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