アコギ魂2008というロックフェスに参加してKANを楽しむ
今年のロックフェスティバルの最後を飾ったといっても過言ではない最大規模のロックフェスに参加したので以下レポート。
9/23(祝)に福岡県海の中道野外劇場で開催のアコギ魂2008に参加。
KANさん目当てで参加してきたものの、その規模の大きさに度肝を抜かれたので感想でも。地元の方はご存知だと思いますが、海の中道野外劇場のキャパシティは20000万人以上なので福岡でも大きな野外イベントでは殆どここが利用される事になります(毎年のHIGHER GROUNDやa-nationが行われた時にもここで行われています)。会場は全面芝生なのでかなり快適な環境でして、暑さを度外視すればとても素晴らしい会場だといえるでしょう。
という事で早速会場に着きましたが、KANさん目当てなのでタイムテーブルをまず聞こうと会場の外に居るスタッフに話しかけたのですが、なんと「一応、誰が出てくるか分からない感じでやってますのでタイムテーブルは公表していません」とのこと・・・で、「じゃあ閉演は何時の予定なんですか?」と聞くと「19時までです」との事・・・んんんっ?19時?開演が12時からだから・・・ナナナナ7時間のロングランではないですか。7時間のフェスでタイムテーブル非公開って・・・とぶつくさ言いたい気持ちをグッと堪えて入場してみたのですが・・・おおおお客さんが・・・・という状態でして。
参考画像(決して入場直後ではない)
で、KANさんの時間までどうしようかと悩みまして、PAを覗いたりとウロウロしていたら不振がられたのかスタッフーの方に「何かお探しですか?」とまんまと声を掛けられました。思い切り泣きそうな顔で誇張しながら事情を話すと、KANさんの時間帯だけコッソリ教えてくれました。ありがとうスタッフさん。聞いたところによるとKANさんの出番まで4時間くらいある・・・当日は季節外れの猛暑だったので、とてもではないが体力が持たないという理由と会場の外でフェスに参加しない友人(KANさん見るだけだからと言って付き合わせた)を待たせているという理由で一旦退場。隣接の水族館にイルカショーを見に行きました。
という事でいよいよ本編
30分くらいでしたが以下セットリスト
1.東京ライフ
2.まゆみ
3.Day By Day
4.Lady Madonna(The Beatles)
5.愛は勝つ
6.50年後も
ショーケース的なライブで考え得る最高のセットリストで文句無しのライブでした。
「Lady Madonna」からそのまま「愛は勝つ」を繋いで実にさらっとやるのですが、この流れが凄かった。「Lady Madonna」をやる前に「今日はアコギ魂という事でしっとりとした曲が多いんですが、一曲BeatlesのRock'n'Rollな曲をやりたいと思います」というようなMCがあったんだけど、その前振りでこの曲をやるんだから実にKANさんは分かってる。カバー自体も原曲に忠実な良カバーだったのですが、その後の「愛は勝つ」が実に新鮮に聞こえました。最後に昨年発売のBEST盤『IDEAS~the very best of KAN~』にも再録された名曲「50年後も」をもって終演だったのですが、語るまでも無く素晴らしいライブ。
そうそう書き忘れましたがアコギ魂というのはアコギでの演奏が主体で、お客さんもギター持込でみんなで歌おうよといった趣旨があるわけですが、KANさんの場合は「アコピ」という事で恒例のコスプレで普通にピアノで演奏。取ってつけたようにフェスのエンディングでのStand By Me(BEN E.KING)でアコギをチラッとだけ弾いていましたさ。
その他の出演者は
アルベルト・シロマ、今西太一、藤重政孝、DAIZO、ケイタク、相川理沙、R.O.B、Bottomの面々。
ちなみにこのイベントはB.I.C.さんが主催(トリを務めたケイタクはB.I.C.所属)だからこそ、色々な面で度外視した開催が出来ると思うのですが、実に勿体無い部分もあったのも事実。
今後も何とか頑張って続けて欲しいなーと切に願って終了。
この商品のAmazonのレビューを読めば、彼がどういうアーティストなのかは良く分かります。
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