weezerの福岡公演を見てきた

weezerの福岡公演を見てきたので簡単に感想などを。

セットリスト等、ネタバレになるかもなのでご注意を。






多分セットリストはこんな感じ

Island in the sun
El Scorcho
Beverly Hills

の3曲をフーテナニースタイルでPA横の特設ステージで観客と共に歌うという趣向。

※フーテナニーの歴史に関してはこちらに詳しい

※あとThe Replacementsのアルバムのタイトルでもありますね

その後、ステージに移動にして、本編開始。

Buddy Holy
Dope Nose
Pork & Beans
Why Bother?
Hash Pipe
Say it ain't so
My name is Jonas
Pink Triangle
Susanne
Undone-The sweater song
Keep Fishin'
Perfect Situation
Troublemaker

アンコール後

Automatic
Greatest Man That Ever Lived

の流れだったと思います。

色々と書くことあるのですが、一言で言えばweezerの持った業(つまりリヴァースの業)を4人で分け合ったようなライブでした。
4人でweezerとしてやって行くのだという強い決意とみんなのweezerである事の主張を強く感じたし、バンドとしてのひとつの理想形を作り出す為のスタートともいえるライブでした。過去のweezerはメンバーやファンと共有する事で成り立たせ、新しいweezerを提示していくスタイル(リヴァース以外がボーカルを取る事の是非)はともかく、今のweezerに迷いは感じられませんでした(まあ、何だかんだいってもリヴァースが一番歌が上手いし、ファルセットの部分はもっと彼が担わないと駄目だとは思いますけど)。演奏面でも本編は全体的にビルドアップされてハードな側面もあったのですが、スタジアムバンドにはなり切れない4人の他愛の無さが逆に突出し、その辺のweezerらしさは失われていませんでした。

最後の曲が『Red Album』で一番好きな「Greatest Man That Ever Lived」で終ったのも良かったし(やっぱり『Red Album』はこの曲中心の構成にすべきだったと思ったけど)、バンドとしてあの曲をライブのエンディングに入れてくる事自体、バンドの好調さを表していると思いました。

しかし、個人的には今まで4度程、weezerのライブには行っているのですが「Across The Sea」に一向に出くわさない。あんまりライブでやる曲じゃないのは知ってるけど、「演るまで止めねえぜ」と心に誓いましたとさ。