「くやしいけど大事な人」の作詞力と剛力彩芽のメンタル力

クロージングセールも終了間近だというのに「くやしいけど大事な人」ばかり聞いています、くやしいけど。
「友達より大事な人」から「あなたの100の嫌いなところ」までは分かるのですが、二枚目でセールスが落ち込んだ状態でも三枚目をぶち込んでくるのが凄いなぁと。取って付けたように三部作扱いなので、流石にシングルの発売はこれで一段落なのでしょう。あとはアルバムを出して音楽活動に区切りをつけそうな、そんな気がします。
「くやしいけど大事な人」というタイトルには二番煎じ感が残るもののキャッチーだし、三部作のテーマといえるツンデレな世界観を引き継いでいることからも、きっと作詞はいしわたり淳治先生なのだと思うのですが、このインパクトの強い歌詞はやっぱり凄いなぁと。「ヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダ」「バカ、バカ、バカ、バカ」の使い方が秀逸。恐らく作曲も前二作と同様でRyosuke"Dr.R"Sakaiではないでしょうか。
良い意味でも悪い意味でも注目を集めてしまうであろう「くやしいけど大事な人」ですが、マーケティング的には引き続き成功しているといえるだろうし、ぶれない姿勢と一貫した懲りない戦略、剛力彩芽本人のメンタルの力には色々と見習うべきところが多いのも確か。元テニス部としてはラケットを振りたくなるPVもカウンターパンチ。


くやしいけど大事な人(初回生産限定盤)(DVD付)

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「くやしいけど大事な人」PV

http://gyao.yahoo.co.jp/player/00100/v10423/v0993900000000547209/