2010年度年間ベストアルバム【次点35選とその他】

という事で、2010年度年間ベストアルバム【次点35選とその他】です。少々長めなので続きをご参照下さい。


次点というか入れどころが無かった35枚を順不同でご紹介です。


Deerhunter 『Halcyon Digest』

Jonsi 『Go』

Josh Ritter 『So Runs the World Away』

Free Energy 『Stuck On Nothing』

Badly Drawn Boy 『It’s What I’m Thinking Pt.1 - Photographing Snowflakes』

Ash 『A-Z Volume 1』

Mystery Jets 『Serotonin』

The Drums 『The Drums』

Magic Kids 『Memphis』

Ocean Colour Scene 『Saturday』

The Orb 『Metallic Spheres

The Young Veins 『Take A Vacation!』

Sufjan Stevens 『Age Of Adz』

The Courteeners 『Falcon』

Fran Healy 『Wreckorder』

Hurts 『Happiness』

Teenage Fanclub 『Shadows』

Stars 『The Five Ghosts』

The School 『Loveless Unbeliever』

Belle & Sebastian 『Write About Love』

Kula Shaker 『Pilgrim’s Progress』

weezer 『Hurley』

22-20s 『Shake/Shiver/Moan』

Rooney 『Eureka』

The Futureheads 『The Chaos』

The National 『High Violet』

Scouting for Girls 『Everybody Wants to Be on TV』

The Whigs 『In the Dark』

Goldfrapp 『Head First』

Fatboy Slim David Byrne 『Here Lies Love』

Macy Gray 『The Sellout』

Delphic 『Acolyte』

Ok Go 『Of the Blue Colour of the Sky』

Foals 『Total Life Forever』

Kate Nash 『My Best Friend Is You』

うーん。何とか30枚以内にしたかったのですが、あちらを立てればなんとやらで結局35枚選びました。なんだよ、35枚って中途半端だな。30〜50位までに入れても全然違和感の無い作品が並んでいるのですが、入れ忘れていたり自分の中でのタイミングが合わなかった作品群でもあります。でも良作だと感じる作品ばかりですので、興味のある方はぜひ聞いてみて下さい。他にもライブ盤ではRegina Spektor『Live in London』がダントツで素晴らしく、カバーアルバムではPhil Collins『Going Back』をよく聞きました。再発ものとしてはThurston Harris『Little Bitty Pretty One』をよく聞きました。
2010年はオーソドックスな自分の好みで音源を聞いていったつもりですが、2011年からは自分が聞きたいと思うアーティストの音源がCDで発売されないという事態が普通に増えそうです。そんな中、海外では『Pledge Music』の様なサービス(Castに引き続いてCornershopThe Subwaysも取り入れている)が当たり前になり、日本でももっと認知度が上がるのではないかと思います。そういう意味では、リスナーによる取捨選択の傾向がハッキリと表れるのではないかと思いますし、10年代に主流となる新しい音源の取得方法も生まれるのかもしれません。
毎年毎年音楽業界の危機が騒がれていますが、世界的に見れば毎年毎年アーティスト達は素晴らしい音源を発表し続けている訳で、結局のところ、問題は音楽業界自体の構造的なものであったりリスナーの意識の方にある様な気がしています。という事で2011年も良い音源との出逢いがありますように。

Little Bitty Pretty One(import)

Little Bitty Pretty One(import)

2010年度年間ベストアルバム【1〜50位のテキストまとめ】はこちらから