2010年の年間ベストアルバムの選出がほぼ終了したのでBEST10を発表

ヴォリューム・トゥ

ヴォリューム・トゥ

1位 She & Him 『Volume Two』
気が付けば2010年の日々の中で様々なシーンに登場したアルバム。抗えない魅力が詰め込まれたこのアルバムが年間ベストに絡まないメディアが多くて開いた口がふさがらない。




http://www.wheatus.com/main_index.html
2位 Wheatus 『Pop, Songs & Death: Vol. 2 - The Jupiter EP』
一番評価が難しかったアルバム。EPという形でのリリースですが、前作『Lightning EP』を評価する際にVol. 2待ちだと書きましたので、2枚のEPの流れの上で総合的に評価してこの順位になりました。フリーダウンロード出来るのにまだ聞いていない人がいるなんて信じられないですよね。



プログレス

プログレス

3位 Take That 『Progress』
このグループが作り出してきたストーリーはもちろんなのですが、サウンド面でも攻めていくという姿勢があったからこそ一番感動的なアルバムに仕上がったのだと思います。このアルバムは、間違いなく2011年も売れ続けます。



とげまる

とげまる

4位 スピッツ 『とげまる』
ロックンロールとポップミュージックを紡ぐ新たなスタンダードとなった一枚は、どこを切ってもスピッツな楽曲が詰め込まれており、快心の一枚というのが相応しい決定的な名盤。



New Athens

New Athens

5位 The Bluetones 『A New Athens』
ブリットポップ期から地道で信頼の置ける音楽活動を続けている数少ないバンドの6枚目。「Carry Me Home」という大名曲を携えたこのアルバムは新たなバンドサウンドを生み出そうとした意欲作。



Sentimental Education

Sentimental Education

6位 Rod Jones 『A Sentimental Education』
IdlewildのギタリストであるRod Jonesの初のソロアルバムは、トラッド・フォークの枠を押し広げた様な心温まる名盤。2010年で最も過小評価されているアルバムだと思います。



カンチガイもハナハダしい私の人生(DVD付)

カンチガイもハナハダしい私の人生(DVD付)

7位 KAN 『カンチガイもハナハダしい私の人生』
「よければ一緒に」の名曲振りは散々書いてきましたが、全方位に駆け回りながらも濃密なポップミュージックが詰め込まれたアルバムこそが真骨頂。カンチガイも続ければ本物になれる事を証明しています。



American Slang

American Slang

8位 The Gaslight Anthem 『American Slang』
泥臭さ男臭さでは右に出るものはいない現代のワーキングクラスヒーローGaslight Anthem。盛り上がっているアメリカのインディーズブームを吹き飛ばす様な全力のロックンロールアルバム。



Majesty Shredding

Majesty Shredding

9位 Superchunk 『Majesty Shredding』
見事に復活を遂げたSuperchunkの現役感が溢れる一枚。音楽業界に勇気を与える初期衝動が詰め込まれている事が意義深いです。来日公演も楽しみ(福岡にも来るぜよ)。



POSTCARDS FROM A YOUNG

POSTCARDS FROM A YOUNG

10位 Manic Street Preachers『Postcards from a Young Man』
何だかんだいってもずーとぶれていない脅威のバンド。勢いが衰えるどころか、キャリアの上でも総決算的なアルバムを作り上げ、2009年に引き続き年間ベストにアルバムを送り込むのも驚異的。


2010年度年間ベストアルバム【11〜30位の発表】はこちらから

2010年度年間ベストアルバム【31〜50位の発表】はこちらから

2010年度年間ベストアルバム【次点35選とその他】はこちらから

2010年度年間ベストアルバム【1〜50位のテキストまとめ】はこちらから