2009年度年間ベストアルバム【次点31選とその他】

という事で、2009年度年間ベストアルバム【次点31選とその他】です。少々長めなので続きをご参照下さい。
次点というか入れどころが無かった31枚を順不同でご紹介です。
エレファントカシマシ　『昇れる太陽』
Bombay Bicycle Club　『I Had the Blues But I Shook Them Loose』
Conor Oberst and the Mystic Valley Band　『Outer South』
Sondre Lerche　『Heartbeat Radio』
Robert Pollard　『The Crawling Distance』
weezer　『Raditude』
The Boy Least Likely To　『Law of the Playground』
Sufjan Stevens　『The BQE』
Arctic Monkeys　『Humbug』
James Yuill　『Turning Down Water for Air』
The View　『Which Bitch?』
Ben Kweller『Changing Horses』
John Frusciante　『The Empyrean』
The Features 　『Some Kind of Salvation』
Kent　『Röd』
Girls 『Album』
Beirut　『March of the Zapotec / Holland』
Elizabeth & the Catapult　『Taller Children』
Relient K　『Forget And Not Slow Down』
Third Eye Blind　『Ursa Major』
Brendan Benson　『My Old, Familiar Friend』
Fuck Buttons　『Tarot Sport』
Bob Dylan　『Together Through Life』
Basement Jaxx　『Scars』
Simian Mobile Disco　『Temporary Pleasure』
Felix Da Housecat　『He Was King』
The Rumble Strips　『Welcome To The Walk Alone』
Fastball　『Little White Lies』
A.C. Newman　『Get Guilty』
Sherwood　『Qu』
Grammatics　『Grammatics』
2008年度は60位までやってちょっと散漫だったかなという思いがあったので、2009年度は50枚を厳選したつもりです。その際に、最終選考というか悩んだ31枚です。決してクオリティが劣っているというわけではなく、自分の指針と2009年度を総括するという意味では入れどころがなかったという作品群です。さらに、次点から洩れてしまったアルバムも沢山あるのですが、それらの作品はこの31枚に比べると印象に残らなかったという事。全体を通して2009年はカムバックを果した作品が多くて喜ばしかったです。
新譜以外の作品ではやっぱりBeatlesリマスター盤関連の存在感が大き過ぎて、2009年の大部分を占めていたように思います。ここだけの話ですが、実はまだ『The Beatles In Mono』は聞き込めてなくて、2010年もBeatlesリマスターに関しては引きずりそうです。Stone RosesのBOX SETも買ったりしたので、2009年は音楽業界に多く散財した一年になりました。2010年はどこまで押さえられるかが課題。
音楽のフォーマットの多様化で、ダウンロード販売に加えて、CDや付加価値を付けたBOX SETなどの商品はアーティストからのダイレクトな販売が当たり前の様になり、その中では、やはりWheatusの『Pop, Songs & Death: Vol. 1 - The Lightning EP』のインパクトが大きかったです。一応EPという位置づけの為、年間のBESTからは外していますが、発売が遅れている『Pop, Songs & Death: Vol. 2』の発表が楽しみで仕方ないです。『Hand Over Your Loved Ones』と『TooSoonMonsoon』の実質的な無料ダウンロードも開始されているので興味のある方は是非。
Eddie Hintonの『Very Extremely Dangerous』、The Feeliesの『Crazy Rhythms』と『The Good Earth』、The Pleasersの『Thamesbeat』など貴重な音源が再発になり、非常にお世話になりました。ライブ盤としてはやはりTake Thatの『The Greatest Day - Take That Present: The Circus Live』がダントツに素晴らしかったです。
音楽不況だと騒がれながらも、全体を通して良い音源が発売された一年だったと改めて実感しております。という事で2010年も良い音源との出逢いがありますように。
2009年度年間ベストアルバム【1〜50位のテキストまとめ】はこちらから