「Submerge Vol.28」のセットリストとアイドル観

あまりアイドル観に関して語ってこなかった気もするので、何だか気恥ずかしさもありますが、前回のSubmergeのセットリストをメモしておきます。


【22:00〜】

1. 私立恵比寿中学 「手をつなごう」
2. W(ダブルユー) 「あぁ いいな!」
3. 藤本美貴 「ロマンティック 浮かれモード
4. 前田敦子 「君は僕だ」
5. 真野恵里奈 「世界は サマー・パーティ
6. タンポポ 「恋をしちゃいました!」
7. Mスリー 「Your Love」

短い時間だったのでギュッと濃縮したセットリストにしておりますが、前半打ち込みで盛り上がる感じからソロアーティストでロックな雰囲気にしつつ最後は王道のモータウンという展開になりました。正直、流行のというか、現在進行形のアイドルについて行けていない中、楽曲重視で選曲しております。
一曲目のエビ中はゲストDJの方の盛り上がった流れを壊したくなくて恐る恐る選曲したのですが、ある意味イベントの内容には合致していたようで、フロアを冷やさないで済みました。ありがとう、エビ中。とはいってもそんなにエビ中を聞き込んでいるわけではないですが。でも「手をつなごう」はメロディとサウンドのバランスも良く好きな曲なので選曲させてもらいました。シングルのカップリングだった「サクラ・ゴーラウンド」も良い曲。でももう2年も前の曲になるんですね、驚き。
W(ダブルユー)は何ていうんだろう、結果的に芸能界の色々な部分を濃縮したようなユニットになってしまっていますが、色眼鏡を外して楽曲自体は再評価されても良いのではないかと思います。サウンド的にはダンス系に特化していましたし、昨今のJ-POPの流れを先取りしている感もあります。
ロマンティック 浮かれモード」はもうタイトルだけでお腹一杯で、言葉のチョイス自体にもつんくの才能が溢れちゃう...BE IN LOVEだと思います。
一方前田敦子の「君は僕だ」も歌詞が好きなんですよ。というか前田敦子のソロの楽曲は結構好きな曲が多いです。
で、ここからモータウンの流れです。真野恵里奈の初期の楽曲はKANが手がけているだけあって良い曲が多いのですが、この曲なんて分かりやすいモータウンで、もう少し売れても良かったのではないかと思います。
タンポポの曲はモータウン系のJ-POPの中では有名だと思いますが、自分の中でもど真ん中なので選曲しています。この時期のつんくはホント神がかっていて「乙女 パスタに感動」もBeatles(主にポール)×Queenの要素を感じるブリティッシュな良曲だし、この辺の楽曲も再評価されて欲しいと思います。とは言いつつ、自分の中でもタンポポが最終的に石川梨華紺野あさ美新垣里沙柴田あゆみのメンバーになったことは記憶の彼方だったので反省はしております。
最後にかけた選曲した中で一番新しい楽曲でもあるMスリーの「Your Love」は、昨年聞いたのJ-POPの中でもトップ3に入るんじゃないかなというくらい、楽曲的には好きです。モータウンに上手く流行のEDMを取り入れた、実に巧妙なトラックで、サウンドだけ聴くとAriana Grande辺りが歌っていても不思議ではないクオリティです。どうしてこの曲がもっと話題にならないのか不思議ではあるのですが、その辺はMスリーがフェアリーズからの派生ユニットだという話からになるので割愛。
以上、ほんのりとしたアイドル観をご紹介したところで終了です。

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